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【高橋秀実氏インタビュー】おすもうさんの意外な世界――マスコミがあまり伝えないその実態とは?
ノンフィクション作家の高橋秀実氏の『おすもうさん』(草思社)は、著者自ら相撲部屋で土俵に上がって... ノンフィクション作家の高橋秀実氏の『おすもうさん』(草思社)は、著者自ら相撲部屋で土俵に上がって四股を踏むような体験から、国技とされる相撲の歴史を資料と取材で読み解き、そのおすもうさんの世界を描いたルポである。何かと話題の相撲の世界とがっぷり四つに組んだ本書について、高橋氏にお話を伺った。 力士の生活を知る ──『おすもうさん』は、相撲が「国技」だと言われるようになった発端から、そもそもの発祥にまで遡る歴史探索と、相撲教習所で若者たちに混じって勉強したり、ふんどしを巻いたり、ちゃんこをよばれたりしながら、相撲部屋の若者たちと話した観察ルポとが合わさった変わったノンフィクションです。タイムリーな本だけに、コメントの依頼が来ているんじゃないですか? 高橋秀実氏(以下、高橋氏)■出たのがちょうど白鵬の本と同じ時期だったんです。勝ちたいなぁというのもヘンですが、Amazonをチェックして、ときどき
2010/11/12 リンク