「空調服」巡る訴訟問題／セフト研究所とサンエス間で／当初の協力関係から一転 | THE SEN-I-NEWS 日刊繊維総合紙 繊維ニュース

「空調服」巡る訴訟問題／セフト研究所とサンエス間で／当初の協力関係から一転2020年03月09日 （月曜日） 電動ファン（ＥＦ）付きウエア市場はこの3年で急拡大してきた。一方で「空調服」を巡り、セフト研究所（東京都板橋区）と、スタート当初は共同で取り組んできたサンエス（広島県福山市）の間では訴訟が相次いでいる。 ◇ 両社の関係は、セフト研究所が発明し命名した空調服の生産・販売を2005年から協力して手掛けたことから始まった。空調服が市場で認知され拡大するまでの約10年間は共に連携しながら取り組んできた。 しかし、両社は16年12月に空調服の取り組み関係を解消した。サンエスは17年2月ごろから「空調風神服」と命名したＥＦウエアを商品化し、製造販売を開始。17年3月にはサンエスが、セフト研究所の子会社で企画・販売を担う空調服（東京都板橋区）に対して、不正競争行為差止等請求で東京地方裁判所に提訴