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「3」を背負った田中隼磨の「覚悟」…そして明かされるJ1昇格の「代償」 | サッカーキング
「ナオキが行きたかったところに連れてきてやったよ」 試合終了のホイッスルが鳴り響いた直後、田中隼磨... 「ナオキが行きたかったところに連れてきてやったよ」 試合終了のホイッスルが鳴り響いた直後、田中隼磨はユニフォームを脱ぎ、「3 松田直樹」と書かれた白いアンダーシャツ姿でひざまずいて両手で顔を覆った。そして天国で見守ってくれているであろう盟友に、こうJ1昇格を報告したという。 2011年に松本山雅FCへ加入し、同年8月に練習中の急性心筋梗塞で他界した松田直樹さん。その遺志を受け継いだ松本山雅が11月1日のJ2第39節でアビスパ福岡を破り、来シーズンからのJ1昇格内定を手にした。 試合当日、田中は松田さんの姉・真紀さんとの電話で「博多の街はマツさんが生まれ育った場所」だと聞いた。そして「きっと天国から、自分が生まれ育った場所でのJ1昇格を見守ってくれていたんだと強く思います」と亡きチームメートの笑顔に思いを馳せた。 J1昇格の歓喜にむせぶ松本山雅。だが、その舞台裏には大きな使命を背負って緑色の
2014/11/03 リンク