過激派テロ組織ISISの戦士を生み出したフランスの「国内問題」 – 橘玲 公式BLOG

『マネーポスト』2015年春号に掲載された「過激派テロ組織ISISの戦士を生み出したフランスの「国内問題」（連載：セカイの仕組み第14回）」を、編集部の許可を得てアップします。執筆時期は2015年1月です。 ************************************************************************ 仏紙襲撃事件の実行犯は全員が大規模団地出身 早朝着の便でパリのシャルル・ド・ゴール空港に降り立ち、PER（パリ高速鉄道）B線でパリ市内に向かうと、ル・ブルジェ駅からたくさんの乗客が乗り込んでくる。ほとんどがモロッコ、アルジェリア、チュニジアなど北アフリカの旧フランス植民地（マグレブ地方）出身のひとたちだ。 空港からタクシーで市内に向かうときは、ジョルジュ・ヴァルボン公園の鬱蒼とした森を抜けたあたりで忽然と高層アパート群が現われる。パリ北郊外の

[tach]

パリのテロはイスラムと西洋の対立というよりフランス国内の格差問題であるような気がする

[maturi]

塞翁　”ドイツはアフリカに大きな植民地を持つことができず、わずかな領土も第二次大戦の敗戦によって英仏やベルギーに割譲されたため、結果として植民地主義の負の遺産から逃れることができた（逆にベルギーは、ド

[sho]

ISのテロリスト誕生にもちゃんと理由があるんだよ、という話。一方で「ISはもはや人間じゃないのでわかりえあない」という意見もわからんでもないし、難しいな

[oakbow]

これはすごい。今回のテロに繋がるフランスの移民問題が良くわかる。これまで移民問題は文化的軋轢などの国内問題としてのみ扱われていたけれど、国の存亡にまで関わることが分かる。

[syuu1228]

サルコジってホント口悪いんだな：”「（犯罪の温床となる）団地をケルヒャーで一掃する」” 過激派テロ組織ISISの戦士を生み出したフランスの「国内問題」 | 橘玲 公式サイト

[k2jp]

フランスで起こったテロの根本的な原因として、移民同化政策の失敗を挙げ、それを解説した記事。日本で目にすることの少ない貴重な内容かも。home-grown terrorist といっても国により問題の背景は異なりそうだ

[kaoruw]

『郊外少年マリク』(集英社)