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三念寺|文京区本郷にある真言宗豊山派寺院
三念寺 三念寺の縁起 三念寺は、慶長8年(1603)当地に寺所を拝領して醫王山三念寺と号したといいます。... 三念寺 三念寺の縁起 三念寺は、慶長8年(1603)当地に寺所を拝領して醫王山三念寺と号したといいます。 東京名所図会による三念寺の縁起 三念寺 同(本郷元町)二十八番地にあり、薬王山遍照院と號す、新義真言宗弥勒寺末なり、開山を品隆といふ、現住藤波元榮は其第廿一世に當れり。 略縁起云、文明年中一人の修行者あり、一宇の草堂を結び、遍照院と號す、本尊は慈覺大師の真作なり、大日如来安置し恭敬す、爰に當院の薬師如来は往古恵心僧都母公病気の為に彫刻し給ふ霊像なり、上足の弟子慶裕阿闍梨此尊像を奉事す年月漸く轉じ、遠州鳳来寺にうつり、慶長年中武蔵安静の時武家某氏尊像ならびに傳記を傳来し此所に安置す、即ち堂舎を建て醫王山三念寺と號す。 寺門南に面す、「薬王山」三字の額を扁す、門内右に土蔵造りの本堂あり、本尊大日如来、阿弥陀如来、地蔵菩薩を左右厨子の裏には弘法興教二大師を崇敬す、堂内右の一隅に閻魔王あり、薬