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東京国立博物館
仮面はそれを着けることによって変身する道具で、世界でさまざまな形のものが作られました。ここでは縄... 仮面はそれを着けることによって変身する道具で、世界でさまざまな形のものが作られました。ここでは縄文時代から江戸時代に作られた日本の仮面を展示しました。 縄文時代の土面は顔より小ぶりのものもあり、その用途は必ずしも着用するためだけではなさそうです。墓の上に柱を立て、そこに付けていた可能性も考えられています。 飛鳥時代から奈良時代にかけて盛んに作られた伎楽面(ぎがくめん)は法隆寺宝物館でご覧下さい(年3回各1ヵ月公開、現在閉室中)。 平安時代から鎌倉時代には舞楽面(ぶがくめん)・行道面(ぎょうどうめん)が数多く作られました。舞楽は社寺の儀式、法会の際に行なわれたので、その遺品は全国に分布します。行道面は神輿(しんよ)を囲んで練り歩く神々や二十五菩薩が来迎する様子を演じる来迎会(らいごうえ)などに用いられた仮面です。 南北朝時代から室町時代に世阿弥(ぜあみ)が集大成した能楽の面は、日本独自のもの
2011/12/07 リンク