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行く手阻む放射能、難しい遠隔操作 高濃度汚染の配管を撤去へ 東京電力福島第一原発:東京新聞 TOKYO Web
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行く手阻む放射能、難しい遠隔操作 高濃度汚染の配管を撤去へ 東京電力福島第一原発:東京新聞 TOKYO Web
東京電力福島第一原発では2011年3月の事故発生当初、原子炉格納容器の破裂を回避するため、炉内にたまっ... 東京電力福島第一原発では2011年3月の事故発生当初、原子炉格納容器の破裂を回避するため、炉内にたまった高濃度の放射性物質を含む蒸気を外部に放出するベント(排気)が実施された。1号機のベントで使われた配管は、雨水対策や建屋カバー建設の邪魔となり、撤去に向けた作業がようやく始まった。内部が高濃度に汚染された配管をどのように撤去するのか。その現場を報告する。(山川剛史) 事故発生当初のベントで高濃度に汚染された配管の撤去に向け、準備が進む現場は、水素爆発で最上階が大破した1号機(右側)と爆発を逃れた2号機の間にある=2021年10月11日、福島県大熊町で、本社ヘリ「おおづる」から ベント配管は、1号機と2号機の間にある排気筒から延びる太い主排気ダクトに沿うように設置されている。直径30センチほどで、内部には高濃度の放射性物質が付着し、曲がった部分はその量が多いとみられる。