米議会襲撃、トランプ氏があおったと証言 当時の圧力、公聴会で明らかに：東京新聞 TOKYO Web

昨年１月の米議会襲撃を調査する下院特別委員会の公聴会で、トランプ前大統領の当時の言動が明らかになっている。関係者らは、トランプ氏が２０２０年大統領選の結果を覆そうと各方面に圧力をかけ、議会襲撃をあおったと次々に証言。特別委を主導する与党民主党には、１１月の中間選挙に向けて同氏の勢いをそぎたい思惑も透ける。（ワシントン・浅井俊典） 米議会襲撃事件 ２０２１年１月６日、バイデン氏の大統領選当選を認める手続きを進めていた連邦議会議事堂にトランプ大統領（当時）の支持者が乱入して一時占拠した。警官隊との衝突などで警官１人を含む５人が死亡。トランプ氏はホワイトハウス前で開いた集会で「死に物狂いで戦わなければ国が失われる」などと述べ、議会に向かうよう呼びかけていた。