歩道整った街＝認知症少なく 「歩きたくなる」街づくり、全国で動き：東京新聞 TOKYO Web

歩道が多く整備された都市部に住む高齢者は、認知症になる人が少ない傾向にあることが、東京医科歯科大の谷友香子講師（41）＝公衆衛生学＝らの研究で分かった。ウオーカブル（歩きやすい、歩きたくなる）な街づくりに向け、国は推進都市を募集して法整備や予算措置などで支援。「住むだけで健康長寿」を目指した街づくりが全国で始まっている。 （五十住和樹） 「遠くを見て姿勢正しく歩く。景色がいいと歩きたくなる」。千葉県柏市の柏の葉キャンパス地域で、「柏の葉ポールウォーキングクラブ」代表理事の沢田雅美さん（74）は楽しそうだ。2月中旬の休日、青空の下を高齢者約20人がリズミカルに歩いていた。

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『世界ふれあい街歩き』を見ていて羨ましくなることがしばしば。こんな街なら歩きたい！と。日本でもこうした取り組みが広がってほしい。