「世界中が戦後になるには…」矢吹丈のメッセージも 墨田区役所に折り鶴10万羽で描く巨大壁画：東京新聞 TOKYO Web

東京大空襲から七十六年となる十日を前に、十万羽の折り鶴で描く巨大な壁画「平和のオブジェ」の新作が墨田区役所一階に飾られた。平和への祈りを込めて区が一九九二年から毎年掲げており、今年で三十作目。来年三月まで見ることができる。 オブジェは、高さ一三・五メートル、横七・五メートル。今回初めて、区出身の漫画家ちばてつやさん作画の「あしたのジョー」の主人公・矢吹丈をデザインした。「世界中が『戦後』になるにはどうしたらいいのかな 矢吹丈」とのメッセージも記されている。 オブジェ展示は、区内で甚大な被害が出た関東大震災、東京大空襲に思いをはせるため、毎年三月に行われる区の平和祈念行事の一環。区内三十六の施設で区民らから集めた折り鶴をボランティアが六、七日に壁画として完成させた。

[kamezo]

〈一九九二年から毎年掲げており今年で三十作目〉知らんかった。〈来年三月まで見ることができる〉