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タブーはこうして作られる(端幹人ジャーナリスト・『噂の真相』元副編集長) -マル激
どんな国にも触れてはならない話題はある。これを禁忌と呼んだり、タブーと呼んだりする。 タブーはポリ... どんな国にも触れてはならない話題はある。これを禁忌と呼んだり、タブーと呼んだりする。 タブーはポリネシア語で聖なるものを意味するtabuに語源があると言われ、本来は触れてはならない聖なるものや、その裏返しの触れてはならない穢れたもののことを指すものだ。 だから、本来タブーにはタブーたる由縁がある。しかし、日本の場合は本来の定義に当てはまるタブーは必ずしも多いわけではない。むしろ、もっと単純な、そしてやや恥ずかしい理由で、多くのタブーが生み出されているようだ。 「タブーに挑戦する」をスローガンに数々のタブーに挑戦してきた雑誌『噂の真相』の副編集長として、文字通り数々のタブーに挑戦し、実際に右翼団体の襲撃も経験した川端幹人氏は、日本のタブーには暴力、権力、経済の3つのパターンがあり、これにメディアが屈した時にタブーが生まれていると言う。 3・11以前は、原発がそんな日本的タブーの典型だった。川
2016/12/02 リンク