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食品表示の偽装はなぜ問題なのか(中村啓一食の安全・安心財団事務局長) -マル激
1949年東京都生まれ。68年長野中央高校(現長野日大高校)卒業。同年農林省(現農林水産省)入省。食品... 1949年東京都生まれ。68年長野中央高校(現長野日大高校)卒業。同年農林省(現農林水産省)入省。食品流通局食品油脂課長、近畿農政局消費生活課長、消費・安全局企画監視室長などを歴任。雪印食品の国産牛肉偽装事件、ミートホープの牛ミンチ偽装事件など食品偽装問題を担当。2011年8月退官。同年10月より現職。著書に『食品偽装との闘い - ミスターJAS10年の告白』。 著書 阪急阪神ホテルズによるメニューの表示偽装問題がメディアを賑わしている。確かに「フレッシュジュース」、「信州そば」、「手作りチョコ」などの表記からわれわれが受ける印象と商品の実態に大きな開きがあったことは問題かもしれない。偽装は不当な利益を貪る行為の誹りは免れないし、食品表示に対する消費者の信頼を揺るがしかねない。 しかし、今回の偽装問題は過去にあった賞味期限切れの食材や無認可の化学加工剤を使っていたケースのような、食の安全に
2013/11/08 リンク