「むくり鮒」作り最盛期 川西｜山形新聞

「むくり鮒」作り最盛期 川西 2018年12月16日 17:53 置賜地方の伝統料理「むくり鮒」作りが本格化。香ばしさが食欲をそそる＝川西町・玉庭農産物加工センター 置賜地方の伝統料理「むくり鮒（ぶな）」作りが川西町玉庭地区で最盛期を迎え、同地区の玉庭農産物加工センターでは地元の主婦らが連日作業に追われている。 [ 動画はコチラ] むくり鮒の生産は、米沢藩9代藩主上杉鷹山が領民の栄養源を確保するため、フナの養殖を奨励したのが始まりとされる。現在は玉庭水田養魚研究会（鈴木孝幸会長）が地区内の休耕田を活用し、山水を使って養殖に取り組んでいる。 むくり鮒には1年物のフナを使い、背開きして下処理を済ませたものを素焼き、油で2度揚げした後で甘辛いたれに絡めて仕上げる。今季は昨シーズンより約200キロ多い1400キロを出荷する予定。加工を担当する鈴木さくさん（77）は「むくり鮒は頭からしっぽまで食べら

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川西町玉庭地区