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永平寺での修行中に一番厄介だと感じた公務 - 禅の視点 - life -
永平寺での修行中に一番厄介だと感じた公務 永平寺で修行をする雲水は、日々、公務をこなしている。公務... 永平寺での修行中に一番厄介だと感じた公務 永平寺で修行をする雲水は、日々、公務をこなしている。公務というのは1人ひとりの雲水に割り当てられた仕事・役割のことで、この公務は所属している寮舎のなかで割り当てられる。 寮舎というのは会社でいうところの部署に相当する。たとえば「大庫院(だいくいん)」という寮舎は、修行僧の食事を作る台所。ここに配属された修行僧は、食事を作ることを日々の修行とし、ひたすらに調理や下ごしらえなどをしている。 「総受処(そううけしょ)」は永平寺のインフォメイション的な役割をはたしている寮舎で、パソコンに向かって公務をしていることが多い。参拝者が永平寺に入って最初に目にするのがこの総受処であり、そこにいる僧侶がパソコンにむかって仕事をしているものだから、参拝者のなかには違和感を覚える方が少なくないと思う。 正直言って、私自身、高校生の時に初めて永平寺を訪れてこの様子をみたと
2019/08/09 リンク