「びんずる尊者」木像盗難事件 解決の決め手は新通報システム｜NHK 長野県のニュース

今月５日、長野市の善光寺に置かれていた「びんずる尊者」の木像が盗まれた事件では、通報からおよそ２時間後に像が発見され容疑者も逮捕されました。 スピード解決の決め手になったのは通報の段階で現場の様子を撮影して警察に送る新たな１１０番通報システムでした。 今月５日の午前８時４０分すぎ、長野市の善光寺で「びんずる尊者」の木像が盗まれているのを寺の関係者が見つけ警察に通報しました。 警察によりますと善光寺の防犯カメラには像を盗み出す人物の姿が写っていていて、およそ６０キロ離れた松本市内で特徴のよく似た人物が車を運転しているところを発見し、車内から像が見つかりました。 警察は通報からおよそ２時間半後の午前１１時すぎ、車を運転していた熊本県の３４歳の男の容疑者を盗みの疑いで逮捕しました。 この事件で逮捕の決め手になったのは、長野県警察本部が今月から本格運用を始めた「１１０番映像通報システム」でした。

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