本屋大賞は凪良ゆうさんの「流浪の月」 | NHKニュース

全国の書店員たちが「いちばん売りたい本」を投票で選ぶことしの「本屋大賞」に、凪良ゆうさんの「流浪の月」が選ばれました。 ことしで17回目となる本屋大賞は、全国の書店員たちが「いちばん売りたい本」を投票によって選ぶ賞で、受賞作の多くがベストセラーとなり、映画やテレビドラマになるなど影響力の大きい賞として注目されています。 ことしは、ノミネートされた10作品の中から凪良ゆうさんの「流浪の月」が受賞作に選ばれました。 この作品は、小学生のころ預けられた親戚の家に帰らずに公園で出会った青年についていった経験を持つ女性が主人公です。誘拐事件の被害者として周囲からの一方的な非難や同情に悩まされてきた女性が大人になって青年と再会し、交流を続ける中で、人とのふれあいや世間の常識について問いかけています。 凪良さんは京都市在住の47歳。平成19年に「花嫁はマリッジブルー」で小説家としてデビューし、男性どうし

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