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裁判所“違法捜査で勾留認めず” 検察が異例の特別抗告 富山 | NHKニュース
先月、富山市でベトナム人の男性の遺体が見つかった事件の捜査で、警察が同僚の男を逮捕する前に、連日... 先月、富山市でベトナム人の男性の遺体が見つかった事件の捜査で、警察が同僚の男を逮捕する前に、連日ホテルに泊めて動向を監視しながら事情聴取したことについて、裁判所が「実質的な逮捕で違法な捜査だ」として勾留を認めず、検察が最高裁に異例の特別抗告をしていたことが分かりました。富山県弁護士会は警察と検察に抗議するとともに再発防止を求めました。 警察は同居していた20歳のベトナム人の技能実習生を死体遺棄の疑いで逮捕し、その後、殺人の疑いで再逮捕しましたが、富山地方裁判所は殺人容疑での勾留を認めない決定をしました。 弁護士によると、裁判所は「逮捕前のおよそ6日間にわたってホテルに泊めて、動向を監視しながら警察署で取り調べを行ったのは実質的には逮捕と同じで、違法な捜査だった」と判断したということです。 これに対し、検察が最高裁に特別抗告していたことが分かりました。勾留の判断をめぐって検察が特別抗告するの
2020/06/10 リンク