東芝「3分割」方針を「2分割」に見直し 子会社売却も明らかに | NHKニュース

経営の混乱が続く東芝は、去年打ち出した「会社を3分割する」という異例の方針を大きく見直し、半導体などのデバイス事業だけを切り離して2つに分割するという新たな方針を示しました。 子会社3社を売却して今後2年間で3000億円程度を株主に還元する方針もあわせて明らかにし、対立が続く大株主などから支持を得られるかが焦点となります。 発表によりますと、東芝は再来年度後半に半導体などのデバイス事業を本体から切り離して上場させ会社を2つに分割するとしています。 去年11月には企業価値を高めるためとして▽発電などのインフラ事業と▽デバイス事業を切り離し、会社を3つに分割する方針を打ち出していましたが、いわゆる“モノ言う株主”の大株主が「会社の問題を根本的には解決しない」などと強く反発し、わずか3か月で方針の転換を余儀なくされた形です。 7日、オンラインで株主向けの説明会を行った綱川智社長は、3分割に比べ2