インダス文明 「モヘンジョダロ」遺跡 大雨被害の修復作業開始 | NHK

パキスタンにあるインダス文明の遺跡「モヘンジョダロ」で、ことし6月以降の大雨で被害を受けた壁などの修復作業が始まりました。資材不足で修復には時間がかかると予想されていて作業にあたる地元当局は、遺跡の修復について高い技術を持つ日本の支援を訴えています。 パキスタン南部シンド州にある「モヘンジョダロ」はインダス文明を代表する都市遺跡で、およそ4500年前のものとされるレンガを積み上げた町並みが残り世界遺産に登録されています。 しかし、パキスタン全土で1600人以上が死亡したことし6月中旬以降の大雨では、「モヘンジョダロ」でもおよそ200か所で、レンガの壁が崩れるなどの大きな被害が出ました。 このため、地元当局は今月23日から遺跡の被害場所について本格的な修復作業を始め、現地では、考古学者や地元当局の職員が壁の損傷状況を確認したり、崩れ落ちたレンガをもとの場所に積み上げたりしていました。 地元当