新型コロナ 来週のマーケット展望 円はじり高か 株は上値重い - 40代の資産運用

来週（11～15日）の東京外国為替市場で円相場はじり高か。一部の国や地域での経済活動の再開で新型コロナウイルスの感染が再拡大する「第２波」への懸念や、米中対立への警戒感がくすぶっていることが「低リスク通貨」とされる円の買いを支えそうだ。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のマイナス金利導入の思惑が浮上しているのも円買い・ドル売りにつながりやすい。「１ドル＝105円台前半までは上値余地がありそう」（ＦＸ会社の調査担当者）との声がある。 ＜ランキングに参加しています・応援お願い致します＞ サラリーマン投資家ランキング にほんブログ村 もっとも、投資家のリスク回避姿勢が強まる場面ではドルも主要通貨に対して買われやすく、一本調子で円高・ドル安が進む展開は想定しにくい。国内では大型連休後とあって「輸入企業などの円売り・ドル買いが見込まれる」（国内銀行の為替担当者）のも円の上値を抑えそうだ。