エントリーの編集
![loading...](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/common/loading@2x.gif)
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
![アプリのスクリーンショット](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/entry/app-screenshot.png)
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
誰もいない南大門 - 真夜中は別の人
その日、私は高知を夕方に立って、夜遅くに徳島についた。深夜のフェリーに乗って大阪に渡るためだった... その日、私は高知を夕方に立って、夜遅くに徳島についた。深夜のフェリーに乗って大阪に渡るためだった。 前日に乗った、小倉から松山へのフェリーに乗った時は、お遍路さん姿の団体が多数乗っていることに驚いた。甲板でぼっとしているうちに雑魚寝の船室は白装束で埋め尽くされてしまって、ついに自分の寝場所に戻ることができなくなってしまったほどだった。 徳島からのフェリーにはもっと謎な乗客がいた。船内のロピーのような人目につくところで、十人弱の男たちが車座になっていた。そのうちの一人が千円札だけでできた札束をトランプのカードのように車座に配っているのだった。今考えてもあれがなんの団体だったのか分からない。大阪に遊びに行くらしい若い女の子たちが、その前を特に関心も持たずに通り過ぎていく。 南港に着いたのは深夜の三時くらいだったろうか。港から難波に出て、始発の地下鉄に乗り、近鉄を乗り継いで奈良に入った。法隆寺駅