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橋本治『いま私たちが考えるべきこと』 - 社会時評/書評
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橋本治『いま私たちが考えるべきこと』 - 社会時評/書評
前回のエントリで<自分の頭でものを考える>ことと<近代と前近代>ということの関連について書いた。この... 前回のエントリで<自分の頭でものを考える>ことと<近代と前近代>ということの関連について書いた。この二つの問題を繰り返し取り上げて論じているのが作家の橋本治氏。自分は橋本氏の小説は読んでいないが、今の日本でこの人以上の評論を書く作家はいないだろうと思う。自分が橋本氏を好きな理由は<自分の頭でものを考える>姿勢の徹底で<近代と前近代>の橋渡しをしていることだ。今回は氏の『いま私たちが考えるべきこと』の読書メモを載せておく。 橋本治『いま私たちが考えるべきこと』(2004)新潮社 ★★★★ タイトルは"私"と"私たち"の問題以上に由々しい問題はないという理由でつけたという。言ってしまえば<公共>や<共生>の問題だ。確かに由々しい問題。本書の内容はいつもどおり分かりづらいが結論は単純。いい指摘がいろいろあっておもしろかった。読む価値あり。<"自分のことを考える"が"自分のことを考える"になる人>