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殺害された元厚生次官 汚職事件後、立て直しに尽力 - MSN産経ニュース
元厚生次官夫婦殺害されたと思われる現場=18日午後、埼玉県さいたま市南区(本社ヘリから、緑川真実撮... 元厚生次官夫婦殺害されたと思われる現場=18日午後、埼玉県さいたま市南区(本社ヘリから、緑川真実撮影) 殺害された山口剛彦さんは昭和40年に東京大学を卒業後、厚生省(当時)に入省。保険局長などを経て、平成8年11月から11年8月まで厚生事務次官を務めた。 当時、厚生省は前任の岡光序治次官が補助金汚職事件の収賄で逮捕され、社会的に激しい批判を浴びていた時期。厚生大臣は小泉純一郎元首相だった。 就任直後の山口さんは職員約1000人を庁内の講堂に集め、「肩身の狭い思いをさせて本当にすまない。失われた信頼を取り戻すため、綱紀粛正に取り組みたい」と就任の決意を語った。また、就任の記者会見では「厚生省全体が新しく生まれ変わるつもりで取り組みたい」と語っていた。 山口さんは年金事業に精通しており、昭和56年から務めた年金課長時代には、複数の年金制度を一律にする大改革に携わった。 厚生省を退職した後は、平
2008/11/18 リンク