偽造磁気カード見つかる 大阪市交通局 - MSN産経ニュース

大阪市交通局は２９日、大阪、京都、奈良の３府県の駅で、同局が発行するプリペイド式の磁気カード「レインボーカード」の偽造品１９枚が見つかり、府警曽根崎署に被害届を出したと発表した。いずれも５０００円券で、偽物のカードに正規のカードの磁気情報を写したとみられる。 同局によると、２８日午後８時ごろ、市営地下鉄梅田駅（同市北区）で、女性が「カードが使用できない」と駅員に届けた。駅員は新しいカードを再発行し、女性はそのまま立ち去った。駅員が受け取ったカードを調べたところ、正規のカードとデザインが異なる部分を発見。その後、緊急調査した結果、同様の偽造カードが市営地下鉄と阪急、近鉄の計９駅で１８枚見つかった。 偽造カードは、本物にくらべ裏面は光沢がなく、表面の地下鉄路線図の駅名の一部が正規カードと違うという。