漢検前理事長らに逮捕状 京都地検、背任容疑で - MSN産経ニュース

財団法人・日本漢字能力検定協会（京都市）が、理事会の承認を得ずに大久保昇前理事長（７３）らの親族企業に業務委託していた問題で、京都地検は１９日、前理事長が代表を務める広告会社「メディアボックス」との取引のうち、過去５年間の約２億５０００万円分に関し、前理事長と長男の大久保浩前副理事長（４５）が、不必要な業務委託費を支出して協会に損害を与える一方、利益を得ていた疑いが強まったとして、背任容疑で２人の逮捕状を取り、任意同行を求め事情聴取を始めた。容疑が固まり次第逮捕する方針。 捜査関係者などによると、２人は協会と同社双方の代表者や役員としての地位にあり、協会の意思決定機関となる理事会の承認を経ずに取引を決定。ＰＲ活動業務など、協会から多額の業務委託費を同社に支出させて損害を与える一方、報酬を得ていた疑いが持たれている。 協会関係者や内部資料によると、協会と同社は平成９年度から取引を始め、同社の

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