奈良の病院理事長ら取り調べ、１日中に逮捕 診療報酬詐取の疑い - MSN産経ニュース

奈良県大和郡山市の山本病院の診療報酬不正受給事件で、マスクと帽子で表情を隠し、捜査員に伴われて自宅を出る山本文夫理事長 ＝１日午前９時３３分、奈良県香芝市 (撮影・門井聡 奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」が診療報酬を不正受給していたとされる事件で、生活保護を受給する入院患者に心臓カテーテル手術をしたように装って架空請求を繰り返し、診療報酬を詐取していたとして、奈良県警捜査２課は、詐欺容疑で同法人の理事長（５１）と病院の事務長（５７）の逮捕状をとり、１日朝から取り調べを始めた。同日中に逮捕する。 捜査関係者によると、これまでの県警の任意の事情聴取に対し、理事長は診療報酬の架空請求を大筋で認め、事務長は否定しているという。県警は他の病院職員の関与も含め、生活保護受給者に対する公的医療扶助制度を利用した同病院の不正の全容解明を進める。 捜査関係者によると、同病院では生活保護を受給する

[hatayasan]

「患者を紹介しあう病院間のネットワークの存在も県警は把握」生活保護の受給者だと医療費が全額公費負担だから不正が発覚しにくい、という背景も。