成田空港反対派、立て看板壊した疑いで逮捕 - MSN産経ニュース

成田空港用地内の立て看板を壊したとして、千葉県警は１７日、器物損壊の現行犯で、用地内に住む三里塚・芝山連合空港反対同盟北原派の農業、市東孝雄容疑者（６０）を逮捕した。 市東容疑者は用地内で耕作を続けており、成田国際空港会社が土地の明け渡しを求めて提訴している。 県警の調べでは、市東容疑者は１７日午後４時半ごろ、空港会社が同容疑者宅近くに立てた看板を壊した。県警によると、市東容疑者は「頭にきたからけ飛ばした」と供述。看板は、自宅近くの「団結街道」と呼ばれる市道（約１・３キロ）について「５月２０日からは空港会社の私有地のため、通り抜けはご遠慮願います」と書かれていた。 市道は、空港の駐機場とＢ滑走路をつなぐ新たな誘導路の建設予定地にある。成田市が廃道を決め、空港会社に近く移管される見込み。