副都心線池袋駅構内で不審火 - MSN産経ニュース

１６日午後９時２５分ごろ、東京都豊島区の地下鉄副都心線池袋駅構内で火災があり、駅事務所脇に置いてあった段ボールや廃材などが焼けた。通報を受けた消防隊員がホームなどにいた客を避難誘導したため、けが人はなかった。駅事務所脇は火の気がなく、警視庁池袋署と東京消防庁は不審火の可能性もあるとみて出火原因を調べている。 現場では同日午後７時ごろまで、駅の改装工事が行われていた。午後９時５０分ごろに鎮火されたが、火災の影響で副都心線は出火から約１時間、上下線ともに全線運休となり、約４７００人の足に影響が出た。 サラリーマンらの帰宅時間と重なったため、消防車１０台以上が出動し、池袋駅は一時騒然となった。副都心線の出入り口には駅員と警備員が立ち、構内に入るのを制限していた。 千葉市の調理師の男性（２９）は「横浜に行くため渋谷で電車に乗り換えようと副都心線の池袋駅に行った。そうしたら、煙が出ていたので驚いた」