【ユッケ食中毒】生肉卸元から菌は検出されず - MSN産経ニュース

焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、富山県警や警視庁などの合同捜査本部が生肉の卸元「大和屋商店」（東京都板橋区）の加工場や調理器具などから採取したサンプルを鑑定した結果、食中毒の原因とみられる腸管出血性大腸菌Ｏ（オー）１１１などが検出されなかったことが１９日、捜査関係者への取材で分かった。 合同捜査本部は１１日、業務上過失致死容疑で大和屋へ２度目の家宅捜索を実施していた。板橋区などの調査でも大和屋でＯ１１１などは検出されていない。 一方、合同捜査本部の調べで、複数店の客から検出したＯ１１１の遺伝子型が一致。菌の汚染が店舗への納入以前に発生していた可能性は高まっている。