光市母子殺害事件 ２０日差し戻し上告審判決 - MSN産経ニュース

光市母子殺害事件の上告審弁論で最高裁に入る遺族の本村洋さん＝１月２３日午後、東京都千代田区の最高裁判所（栗橋隆悦撮影） 平成１１年の山口県光市母子殺害事件で、殺人や強姦致死などの罪に問われ、２０年に広島高裁の差し戻し控訴審判決で死刑とされた元少年（３０）の差し戻し上告審判決が２０日、最高裁第１小法廷（金築誠志裁判長）で言い渡される。 犯行当時１８歳１カ月だった元少年に死刑を選択するかが争点となった裁判で、上告が棄却されれば、事件から１３年近くを経て審理が事実上終了する。 ２審の無期懲役を最高裁が差し戻したケースは、光市の事件を除いて過去に２件。いずれも差し戻し上告審で死刑が確定した。一方、昭和５８年の永山則夫元死刑囚の第１次上告審判決で死刑選択の基準（永山基準）が示されて以降、被害者が２人の少年事件で死刑が適用された例はない。 １審山口地裁、２審広島高裁は、年齢や更正可能性などを理由に無期

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「差し戻し上告審判決が２０日、最高裁第１小法廷（金築誠志裁判長）で言い渡される。」 第一小法廷には宮川光治裁判官がいるので、注目したい。