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諫早干拓、二審も5年間の開門命令 公金差し止めは棄却 - MSN産経ニュース
国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防閉め切りの是非をめぐる訴訟の控訴審判決を前に、横断幕を掲げ干拓中止... 国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防閉め切りの是非をめぐる訴訟の控訴審判決を前に、横断幕を掲げ干拓中止を訴える人たち=6日午後0時43分、福岡高裁前 有明海の漁業不振は国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防閉め切りが原因だとして、沿岸の漁業者らが国に堤防の撤去や排水門の開門などを求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁の古賀寛裁判長は6日、一審佐賀地裁に続き、堤防にある南北2カ所の排水門を5年間常時開けるよう命じた。 高裁判決は、計画から半世紀をかけた大型公共事業の行方に大きな影響を与えることになる。 事業で造成した農地取得をめぐる長崎県の公金支出について、長崎県民が差し止めを求めた住民訴訟の控訴審判決も同日、福岡高裁で言い渡された。古賀裁判長は、請求を退けた一審長崎地裁判決を支持、原告側の控訴を棄却した。 開門訴訟で国側は一貫して事業と漁業被害の因果関係を否定。開門すれば洪水や高潮への防災機能が低
2010/12/06 リンク