大阪と奈良結ぶ古代の国道「難波大道」の建造は７世紀中期？ - MSN産経ニュース

大阪府松原市と堺市にまたがる大和川今池遺跡で見つかった古代の国道「難波大道」跡（人が手を広げて道幅を示している）（大阪府文化財センター提供） 大阪と奈良を結ぶ古代の官道「難波（なにわ）大道（だいどう）」が、７世紀中ごろの前期難波宮の時代に作られた可能性が高いことが分かり、大阪府文化財センターが２０日、発表した。 建造時期は後期難波宮の８世紀とする見方もあったが、新たに見つかった道の一部とこれまでに発掘された部分を結ぶと、前期の宮の位置から真南に道が伸びていることが確認された。同センターでは「律令国家建設の過程を考えるうえで重要な発見」としている。 今回の発掘調査は昨年１１月から、堺市と大阪府松原市にまたがる大和川今池遺跡で行われ、難波大道の一部とみられる幅約１７メートル、長さ４６メートルの遺構と、東西両端の側溝跡が新たに確認された。 この遺構とすでに発掘されている南側の道路跡を結んだところ

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