【正論】「ネット」と新聞 新聞界の常識が崩れ去った 東京大学教授・坂村健 (1/3ページ) - MSN産経ニュース

デジタル化で「形式」すべて自由に ≪従来の枠組みバラバラに≫ 産経新聞がインターネット上に新しいニュースサイトを立ち上げ、朝日、読売、日経の３社が販売店網の提携とネット配信の共同化を発表した。いま「新聞の未来」が大きく変わろうとしている。 この問題を語ろうとするとき気をつけなければならないのは、この主題が１つの主題ではなくなってしまった、ということだ。それを無視しあくまで一体として情緒的議論をすれば、混乱するだけで建設的な議論にはならない。 「新聞の未来」はいま、新聞「記者」の未来、新聞「社」の未来、新聞「レイアウト」の未来、新聞「広告」の未来、新聞「紙」の未来、新聞「販売店」の未来、新聞「折り込みチラシ」の未来−−ざっと考えてもこれだけの未来に分裂してしまった。 そして、この分裂を招いたのが社会のデジタル化・ネットワーク化である。 従来の社会が物理的だった時代、新聞は紙に印刷し配達するし

[takuno]

世界中にちらばったフリーのルポライターのような記者が独立して記事を書く。それを各種読者の関心属性にあわせて見出しの大きさやレイアウトを個別調整し、記事の原稿料が自動的に分けられ記者の収入となる

[wackunnpapa]

新聞の姑息な延命策．

[kkbt2]

未来が分解された、というのは正しい指摘だと思う。崩壊まではまだ時間があるものの、そのうちに公共性と多数決のケリをどうにかしてつけないと新聞社以外の人たちも不幸なことになるのではと思うが・・

[udy]

"私が危惧（きぐ）するのは日本の技術力ではない。「枠のない自由」に挑戦して新しい社会を再構築することに、安定志向のわれわれ日本人は不得意ではないかということだ。"同様の感想を持たざるを得ない、哀しさ。

[k-takahashi]

『制度設計の最大課題となるのは著作権という社会制度の再設計』

[youzinnbou25]

『「枠のない自由」に挑戦して新しい社会を再構築することに、安定志向のわれわれ日本人は不得意ではないかということだ。』