携帯料金“値下げ再燃”の気配 苦戦のＫＤＤＩ反転攻勢 - MSN産経ニュース

携帯電話各社による料金値下げ合戦が再燃する気配だ。４月にＮＴＴドコモとソフトバンクが定額のネット接続料金を大幅に引き下げたのに続き、ＫＤＤＩも今月２５日に両社を下回る最安値を打ち出した。携帯市場の飽和で新規契約が伸びず、シェアを伸ばすには、他社から契約者を奪うとともに、既存契約者をつなぎ留めることがますます重要になってきており、改めて料金の“安さ”がクローズアップされてきたことが背景にあるようだ。 ＫＤＤＩは、定額ネット接続の最低料金を３社で最安の月３９０円に引き下げると同時に、８月から月額３９０円で指定したａｕ契約者３人との通話が２４時間無料になるサービスを開始する。 小野寺正社長は「ＫＤＤＩは安いとのイメージを利用者に改めて持ってもらう」と意気込む。 同社は、平成２０年度の契約者純増数でソフトバンク、ドコモの後塵（こうじん）を拝し、３社中最下位に甘んじる惨敗を喫しており、２社の月４９０