【東日本大震災】東証社長 大証との統合協議先送り 「市場が落ち着いてから」 - MSN産経ニュース

東京証券取引所の斉藤惇社長は２２日の定例記者会見で、大阪証券取引所との経営統合協議について、「（大証側と）電話では１～２回話したが、今、お会いしてそういう話をするときではない」として、当面協議を先送りすることを明らかにした。 斉藤社長は「（売買）システムが止まらないように守ることが私たちの立場」とした上で、本格的な協議入りについて「もう少し市場が落ち着いてから」との考えを示した。大証の米田道生社長とは「環境が整ったら会う」と話した。 また、東日本大震災直後も通常取引を続けたことについて、「多くの投資家が市場に参加できて、流動性が担保される限り市場を開く方針。売買の機会を提供し、換金の場を保証することが投資家の安心感につながる」と述べた。 一部で市場を閉鎖すべきとの意見があったことに関しては、「市場を閉鎖しても決して何も問題は解決しない。むしろ逆のメッセージなる」と反論した。

[yabuDK]

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