新株価指数は「ＲＯＥを軸に」「５００銘柄は必要」 日本取引所グループ - MSN産経ニュース

日本取引所グループの斉藤惇最高経営責任者（ＣＥＯ）は３０日の定例会見で、開発中の新しい株価指数を構成する銘柄の採用基準について、資本をどれだけ効率的に使って利益を上げているかを示す「株主資本利益率（ＲＯＥ）」を軸とする考えを明らかにした。 斉藤ＣＥＯは、「（これまでの検討を通じて）ＲＯＥを意識して努力している企業が投資魅力が高い企業と市場で認識されていることがあらためて確認できた」とした上で、選定する銘柄数について「５００銘柄くらいは必要」と述べた。 選定企業については今年の秋ごろまでに決定し、１３年に算出を始めるという。 欧米に比べ、日本ではＲＯＥが低い企業が多いとされ、日本取引所グループは上場企業にＲＯＥの向上を呼びかけてきた経緯がある。

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