日銀大阪が人気スポット 「アベノミクス」効果？ 見学者、初の３千人突破＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

景気回復とデフレ脱却を目指す安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」。その「第１の矢」として大胆な金融緩和策の“主役”でもある日本銀行への関心が高まっている。大阪・淀屋橋の日銀大阪支店では、平成２４年度の行内見学者が初めて３千人を突破。２５年度に入っても７月までの４カ月間で２千人近くが訪れるなど勢いを増している。日常生活ではなじみの薄い日銀だが、関係者は思わぬアベノミクス効果に驚いている。（中山玲子） 通常、市民らが預け入れや振り込みに利用する都市銀行の窓口と違うが、日銀にも窓口がある。来店するのは金融機関の担当者のほか、個人もだ。 窓口のあるのは日銀大阪新館２階。担当者は「セキュリティーを考え、死角をなくすためフロアに柱はありません」と説明。柱がないため、広いフロアの全体が見渡せるつくりだ。 大阪支店なら、管轄する大阪、奈良、和歌山の金融機関が預金口座を持つ。金融機関担当者は個人客から預か