パートら４４０人正社員化 グルメ杵屋、安定雇用で人で確保 - MSN産経ニュース

うどんやそばのチェーン店を展開するグルメ杵屋（大阪市）は３日、人手不足の解消や品質向上のため、パートやアルバイト店員ら約４４０人を７月ごろから順次、短時間勤務を想定した正社員とする方針を明らかにした。景気回復に伴い、外食業界ではパートなどへの応募が減っており、正社員化で安定雇用につなげる狙いだ。 グルメ杵屋によると、全国にうどん店「杵屋」など直営４４０店（３月末時点）を展開しており、１店につき１人程度、正社員を増やす計画。国内店舗で働くパート、アルバイトは約８７００人で、うち５％程度を正社員化する見通し。 １日４～６時間程度の勤務を想定しており、子育て世代や家族を介護している人などが主な対象となりそう。短時間勤務のため、既存の正社員（約７１０人）とは給与体系が異なるという。同社は「（人手確保で）現在の正社員の負担を減らせ、サービス向上にもつながる」と説明している。

[yasudayasu]

グルメ杵屋は３日、人手不足の解消や品質向上のため、パートやアルバイト店員ら約４４０人を短時間勤務を想定した正社員とする方針。景気回復に伴いパートなどへの応募が減っており、正社員化で安定雇用につなげる。