【テレビの現状を語ろう】（２）不祥事 多忙極める現場…使命感が希薄に＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース

ＢＰＯ放送倫理検証委員会委員長・川端和治さん 今年８月、東海テレビ放送が岩手県産米の当選者として「怪しいお米」「セシウムさん」と書かれたテロップを表示するという、前代未聞のミスが起きた。公共の電波を使うテレビでのミスはすなわち「不祥事」であり、その背後には、一テレビ局の問題にとどまらない制作事情が垣間見える。放送倫理・番組向上機構（ＢＰＯ）の放送倫理検証委員会委員長、川端和治さん（６５）に聞いた。 －－東海テレビの不適切テロップ問題を受けて、現場に４つの提言（別項参照）を出しましたね 今年になって、各局で立て続けに問題が起きました。テレビ制作現場の在り方が、ある一定ラインを越えてしまったのではないかと思わざるを得ません。ＢＰＯが局に意見を出しても『それは個々の番組のことだから』としか受け取ってもらえていないのではないか。テレビ業界全体が劣化し、沈みつつあるという危機感を持ってほしいとの思い

[vid]

提言はいいけど、まず労働に見合う報酬がきちんと分配されているか？が……