生ごみのバイオ燃料で実験 北九州、公用車など２０台 - MSN産経ニュース

家庭やスーパーが出す生ごみなどの食品廃棄物で製造したバイオエタノールを混合した燃料「Ｅ３ガソリン」による自動車の走行実験が２６日、北九州市で始まった。今後１年間、市の公用車など２０台の燃料とし、燃費などをテストする。 Ｅ３ガソリンは通常の車で使用でき、二酸化炭素削減効果が期待される。サトウキビや建築廃材などからつくったエタノールでの走行実験は沖縄県などで行われているが、生ごみからのエタノールによる実験は全国初という。 実験は、新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）が新日鉄エンジニアリング（東京）に委託。市内約２５カ所のスーパーや学校、家庭から持ち込まれた生ごみをエタノール製造の原料としている。