【日米開戦 ７０年目の検証】近衛首相 妥協の二重外交＋（1/4ページ） - MSN産経ニュース

クリックして拡大する昭和１６年４月１３日、日ソ中立条約に調印する松岡洋右外相。右端がスターリン、その左がモロトフ人民委員会議議長＝写真はいずれも「昭和」（講談社） 死者・行方不明者２万７千人以上に上る東日本大震災。「高台に避難してください」のアナウンスが耳に残る。避難のため校庭に集まった小学生。園児の送迎バス。だれが責められるだろうか。だが、７０年前は自然災害とは違う。原爆の広島で、空襲の東京で、苔（こけ）むした南の島で、凍（い）てつく北の地で３００万人以上が犠牲になった。第３回は昭和１６（１９４１）年４月の日ソ中立条約調印と日米和平交渉を取り上げ、近衛文麿（このえ・ふみまろ）首相に焦点を当てる。リーダー不在のまま国難に直面した日本。現在の悲劇と通じるところはないだろうか。 ◇ ≪昭和１６年４月、日ソ中立条約調印≫ ■「諒解案は悪意七分善意三分」 昭和１

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【日米開戦　７０年目の検証】シリーズ。松岡洋右。ヨシフ・スターリン。アドルフ・ヒトラー。フランクリン・ルーズベルト。東条英機。富田賢治。大橋忠一。野村吉三郎。前畑秀子。ベニート・ムッソリーニ。蒋介石。