【産科医解体新書】（１３６）妥当な帝王切開率は？＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

全分娩（ぶんべん）数のうち、帝王切開出産が占める割合を「帝王切開率」と言います。率は同じ施設でも月によって変わりますし、施設の規模によっても異なります。小規模医院から周産期センターまで、たいていの施設はこの数字を計算します。 僕はひと月に分娩数が２０～４０の小規模医院で働いていたことがありますが、帝王切開率は２０～２５％の所が多かったです。一般の方はこの数字を聞いて、「たくさん帝王切開をやっている」と思うかもしれません。でもこの数字は、ハイリスクの患者さんを妊婦健診の段階で大きな病院へ転院させた後のものです。 赤ちゃんには、ただ登場してもらえばいいってものじゃありません。生まれるときにはなるべく調子良く出てきてもらわないと、医師もお母さんも困るわけです。今の時代、帝王切開率をゼロにするのは難しいでしょう。とはいえ、この数字が３０％に近づくと、医者も「今月は切ってばかりだな」と思います。 周

[kananaka]

『帝王切開は、赤ちゃんのリスクをお母さんに引き受けてもらう分娩方法』『胎児のリスクが減っても母体のリスクが上昇するわけですから、僕らもむやみやたらと帝王切開をしているわけではない』

[agrisearch]

「帝王切開は、赤ちゃんのリスクをお母さんに引き受けてもらう分娩方法だ」

[ohira-y]

アメリカでは帝王切開率５０％か