メキシコ市で女性専用バスが好評 - MSN産経ニュース

メキシコ市営の路線バスにこのほど女性専用車両が導入された。多発する痴漢や強盗被害などから女性客を守るためで、利用者の評判が上々なことから、市は今後も本数などを拡大する方針だ。 「これまでバスの車内で財布を２回盗まれ、体を触られるなど嫌な経験をしてきたので素晴らしいシステムだと思うわ」。３度目の利用だという市内の会社員、アンヘリカ・モンテスデオカさん（２８）はこう評価した。 メキシコでは、痴漢までいかなくとも男性が公共の場で女性をじろじろ見たり、冷やかしの口笛を吹いたりするのは日常茶飯事。バス内では強盗などの犯罪も多く、女性団体から対策を求める声が上がっていた。 メキシコ市は１月２１日から、４路線で午前６時から午後９時までの時間帯に女性専用バスの運行を開始。同月末までに５万人以上が利用した。春までに路線を１５に増やし、現在は男性ばかりの運転手にも女性約１００人を配置する予定だ。（共同）

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メキシコ市営路線バスに、多発する痴漢や強盗被害等～女性客を守る為、1/21～4路線でam6-9に女性専用バス運行開始。同月末迄に5万人以上が利用。春迄に路線を15に増やし、男ばかりの運転手も女約100人配置予定