【東日本大震災】がれき撤去と避難所解消「８月末までに」 政府方針 - MSN産経ニュース

東日本大震災で政府の緊急災害対策本部は２０日、８月末までの居住地近くのがれき撤去や避難所の解消など、今後約３カ月間に政府が行う被災者支援策をまとめた「当面の取り組み方針」を決めた。 方針によると、被災者の日常生活を取り戻すため、避難所や居住地近くのがれきについて優先的に取り組み、８月末までにおおむね撤去する。 避難所も一部を除いて８月末までに解消するため、仮設住宅や民間借り上げ住宅などへの２次避難を促進。遠隔地への避難の場合は、コミュニティー維持に配慮することを自治体に求めている。 また、二次災害を防ぐため、被害を受けた海岸や河川の堤防は台風期までに応急処置をする。復旧事業などの雇用は地元を優先し、被災者の仕事を確保することなども盛り込んだ。