【西論】党「二重行政」２年ムダ…維新「数合わせ」志向、都構想の「先」示せるか 編集長・堀川晶伸（1/3ページ） - MSN産経west

参院選の全国遊説をスタートさせた、日本維新の会の橋下徹と、石原慎太郎の両共同代表。比例代表で出馬予定の元プロレスラー、アントニオ猪木氏も参加、がっちりと握手を交わした ＝２０１３年６月６日、東京都渋谷区 「道が分かれても、同じような姿勢で日本を良くするために頑張っていきたい」（橋下徹氏）。「せっかく絆を持つ仲間だから力を合わせるときは合わせよう」（石原慎太郎氏） ６月２２日に正式に「分党」を決めた日本維新の会の臨時党大会。橋下、石原両共同代表はエールを交わしたが、言葉の端々には、「（橋下氏が合流を目指す）結いの党の党首は、私たちの政治信条と全く相いれないのは確か」（石原氏）など、遠く隔たった２人の距離が浮かび上がった。合併前から政策に“温度差” 大阪を拠点とする維新に、石原氏が率いる「太陽の党」が合流した日本維新の会は、当初から政策面の不一致が指摘されてきた。 例えば、平成２４年１１月の合