中国、米大統領を強く批判 ダライ・ラマで関係悪化も - MSN産経ニュース

中国外務省の劉建超報道官は１６日、ブッシュ米大統領がチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ１４世と会談することについて「粗暴な内政干渉だ」として「極めて強く不満で、断固反対する」と表明、大統領の対応を強く批判した。 １７日に米議会がダライ・ラマに「議会金メダル」を授与することについても、中国の反対にもかかわらず行われれば「中米関係に重大な影響を与える」と中止を要求した。北京で中国共産党大会が開かれている中、米側が会談やメダル授与を予定通り行えば、中国が強く反発、米中関係がぎくしゃくするのは確実な情勢となった。 報道官はイラン制裁決議案を協議するため１７日に開催予定だった国連安全保障理事会常任理事国などによる会合について、ダライ・ラマ訪米との関連への言及は避けたが、「出席しない」と明言した。 中国チベット自治区トップの張慶黎・同区共産党委員会書記も１６日、共産党大会の地方代表会議でメダル授与に