ゲーツ米国防長官が退任 共和、民主両政権支える - MSN産経ニュース

米軍のイラクでの戦闘任務終結やアフガニスタンからの撤退計画などでオバマ政権を支えたゲーツ国防長官（６７）の退任式典が３０日、オバマ大統領らが出席してワシントン郊外の国防総省で行われた。後任は中央情報局（ＣＩＡ）長官のパネッタ氏（７３）で、７月１日に就任する。 ２００６年１２月にブッシュ政権（当時）の国防長官に就任。オバマ氏の要請で留任し、共和、民主両政権下で国防総省トップを務めた異例の長官となったゲーツ氏は「最高の名誉だった」とあいさつし、同僚らに感謝しながら約４年半に及んだ任期を振り返った。 オバマ氏は「米国史上最高の国防長官の一人だ」と称賛。文民に与える最高位の勲章「大統領自由勲章」を“サプライズ授与”し、ゲーツ氏を驚かせた。（共同）