大使館再開の動き広がる リビア、石油に思惑も - MSN産経ニュース

クリックして拡大する１日、パリで開かれた「新生リビア支援国際会議」に出席したフランスのサルコジ大統領（前列左から４人目）ら、各国・機関の代表者（ロイター） カダフィ政権が事実上崩壊したリビアの首都トリポリで治安が急速に回復していることを受け、各国が一時閉鎖していた大使館の活動を再開し始めた。主要国ではフランスが８月２９日に大使館を再開。パリで開かれた「新生リビア支援国際会議」参加国の間で、こうした動きが広がる可能性もある。 内戦で荒廃したリビアの復興支援に加え、石油資源が豊富なリビアとの経済関係を拡大したいとの思惑もありそうだ。 ＡＰ通信によると、リビアの旧宗主国イタリアは今月１日に大使館を再開、新たに任命されたトルコの大使は同日、トリポリに向け出発した。 ２月２５日にトリポリから撤退した日本は「情勢を注視している」（外務省）と述べるにとどめた。日本大使館は隣国エジプトの首都カイロで業務を