ロシアで相次ぐ衛星打ち上げ失敗、人材流出や高齢化が影響＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

【モスクワ＝佐々木正明】ソ連時代に世界の宇宙開発をリードしてきたロシアで、人工衛星の打ち上げ失敗が相次いでいる。８月上旬の打ち上げ失敗により、ここ１年半で軌道上に乗せることができなかった衛星は計１０基となった。衛星ビジネスは、日本のほか欧米や中国などの受注争いが激化しており、ロシアは総額１兆円超の巨額投資でてこ入れを図る見通しだ。しかし、専門家の高齢化など人材難が深刻で、信頼回復への道のりは険しい。 露宇宙庁は７日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から、ロシアとインドネシアの通信衛星２基を積んだプロトンＭ型ロケットを打ち上げた。しかし、推進装置「ブリスＭ」が起動せず、失敗に終わった。 ２０１０年１２月にロシア版ＧＰＳ（衛星利用測位システム）「グロナス」を構成する衛星の打ち上げが不首尾に終わって以降、軍事衛星や火星探査機などの打ち上げ失敗が相次いでおり、昨年４月には宇宙庁長官が解任された。

[stratos1976]

内訳;Glonass-M(20101205)/Geo-IK-2(20110201)/Express-AM4(20110818)/Progress(20110825)/Phobos-Grunt(20111109)/Meridian(20111224)/Express-MD2&Telkom-3(20120806)／Glonass-Mは3機同時打ち上げ。Telkom-3はインドネシアの通信衛星

[arajin]

「宇宙庁で最も若い担当責任者も６２歳」

[vitamincba]

「９０年代の人材流出で宇宙開発に携わる技術者層が減り、次世代の人材育成もできないままに時間が過ぎた。宇宙庁で最も若い担当責任者も６２歳というありようで、一線を退いても代わる人材がいないのが実態だという

[k-takahashi]

『多額の資金投入が不可欠である技術開発や研究の充実や、関連設備の更新が、ソ連崩壊後の財政難で停滞』　『人材流出で宇宙開発に携わる技術者層が減り、次世代の人材育成もできないま』　明日の日本の姿かも

[syuu1228]

ロシアで相次ぐ衛星打ち上げ失敗、人材流出や高齢化が影響＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

[REV]

冷戦・ソ連時代の遺産もそろそろ…

[iwamototuka]

「メドベージェフ首相は１４日、宇宙開発にまつわる緊急会議を開いて事故原因の徹底究明を指示。巻き返しを図るべく、１５年までに６５００億ルーブル（約１・６兆円）の政府予算を拠出すると発表した」