北朝鮮でスキー場完工 観光客誘致に期待 どうしてリフト設置できたのか - MSN産経ニュース

３１日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮の東部江原道で２０１２年から整備が進められてきた馬息嶺スキー場が完工し、金正恩第１書記が視察した。視察日は不明。 一般市民向けのスキー場は国内初とされ、北朝鮮指導部は近代的な国づくりの象徴として大々的に宣伝。外国人旅行客を呼び込む観光資源としても期待している。 同スキー場は首都平壌から車で約２時間半、日本海側の拠点都市、元山からは３０分ほどの距離にある。金第１書記はゲレンデやホテルなどの施設を見て回り、リフトにも乗った。 北朝鮮では１３年春ごろから、難事業を急ピッチで進めることを意味する「馬息嶺速度」という政治標語がメディアや街頭の看板で多用されてきた。スイス紙の８月の報道によると、スキー場造成をめぐり、スイス政府が、同国企業によるスキーリフトなどの北朝鮮への輸出を阻止。北朝鮮がどのようにしてリフトなどを設置したのかは不明だ。

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一般市民向けのスキー場は国内初とされ、北朝鮮指導部は近代的な国づくりの象徴として大々的に宣伝。外国人旅行客を呼び込む観光資源としても期待している。